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祝春一番2011 5月3日の中途半端なレポ(なのに長文。乞う、ご容赦)

いろいろな事情から、今年は撮影・録音は禁止のお達しが「かなりきっちり」出ていたため、ぼくも含めて(汗)観客のほとんどが撮影することもなく(それでも、スタッフ以外で静止画を撮っている人がチラホラいなかった訳ではありませんでしたが)少なくとも堂々とステージ前に三脚立ててビデオで撮り続ける、といった人はいませんでした。ですので、今年は写真なしでのレポートと言うことになります。

ちなみに「それはそれは中途半端な」と前置きしたのは写真がないからではなく(そもそも写真そのものが中途半端ですし…)全日程5日間(4/30、5/1、3、4、5)の内、一昨日(3日)昨日(4日)の2日しか聞いておらず、しかも一部居眠りこいてて聞き漏らした演奏もポロポロあるためです。悪しからず。

では、さっそく3日の演奏から。(出演順)

1.東京ローカルホンク…後でトリで登場した友部さんのバックを務めたこのバンド、ボーカルの声がえらく魅力的で思わず売り場へ行ってCDを買おうかな、とも思ったが、最初のバンドでそんなことしてたら採譜がパンクすることが予想され、パス。春一番の恐いところは「お、いいじゃん!」と思ったら、歩いて2分の会場入り口付近に彼らのCDが販売されていること。通い始めた頃は、帰りのリュックがパンパンになるほど買い込んでいました。

2.村上律…今夜広島でライヴがあるんだけど、いつ聞いてもオールドタイミーな雰囲気のバンジョーの音色が素敵で、数年前にたった一人でトリをとったこともある、凄腕ミュージシャン。彼が奏でる音色は大阪の地にいたぼくたちをアイルランドの地へと連れ出してくれるような、そんな不思議な聞き心地でした。

3.松田ARI幸一…律さんと演奏した1曲めやソロで演奏した曲のハープ&ギターの音の広がり、71年にも演奏したという曲のメロディが素晴らしかった。音と音の間の広がりの心地よさを感じさせてくれた演奏でした。

4.佐藤博…最後に「風太に贈ります」というMCで始まった「青空」で、それまで一緒に演奏していたアリさん+律さん再び登場。なんて柔らかかくてあたたかな声の持ち主なんだろうと思って聞いていました。

5.田川律…バックににアズミやグブツのヨシローといったギタリスト3人を従え、黒テントから今に至る「料理人人生」を歌う。もう1曲はまさじさんと作った?歌を歌っていた。田川さんと言えば、春一番では言わずと知れた楽屋のミュージシャンたちに料理を作る、名物料理人として毎年会場でお目にかかってはいたものの、歌う姿は今まで見たことがなかったような気がする。70歳を越えた方とは思えないくらい声が通るな、と思っていたら、風太さんが「もとグリークラブにいた」と話していた。なるほど、通りが良いはずだ。

6.おおはた雄一…唄に寄り添うようなギタープレイだけでなく、ミディアムスローなメロディ、ちょっぴり揺れのある声が心地よく、あやうく会場入り口に行くところだった(汗)最後の曲で「初めて春一番を見に来た時に衝撃を受けたギタリスト」と紹介したアズミとのギタートークも素晴らしかった。楽器を使って会話できるのって、本当に羨ましいな、と思った瞬間。

7.ペーソス…今年も妄想爆発(笑)な歌詞と、へろへろなボーカル(風俗ライターさんなんだそう)&ヘタウマなギター伴奏、冷静且つ辛辣なMCを炸裂させる司会に加え、今回は白夜書房の編集長(社長だったかも、ってえらい違いですな)がサックスを抱えてステージに登場。崎陽軒の焼売弁当やら飯蛸の夢やら、怪しい歌がてんこ盛り(笑)最後の「焼酎のお湯割りもう一杯」って、タイトルはディランの曲のパクリだし、曲調は「ブラザー軒」の匂いがプンプンするというハチャメチャな演奏で終了。帰る間際、出入り口でCDを眺めていたら、すぐ傍で「CDを是非~、ここでしか買える可能性がありません~」という妙に説得力のある営業トークに負け最新盤を購入(^^;実は彼らのCDこれで3枚めである(爆)

8.渋谷毅オーケストラ…圧倒的なホーンセクションをフロントにドンと出して、さりげなくバックに回る渋谷さん、かっこいいっす。こういう演奏を聴くと、本当にジャズって格好いいな、と思います。

9.光玄&アズミ…(-_-)zzzなので…。カミさんに揺り起こされ、目が覚めた時には大好きな「宙を舞う」のエンディングでした(泣)

10.中川イサト…珍しくというか、初めて髭をたくわえたイサトさんを遠目に見る。震災で気持ちがダウンしてヒゲを剃っていなかったことに加えて、少し元気が戻ってきた時に今更若作りするのも何だから…ということで髭面になったのだそうだが、奥様やご子息には評判が悪いと苦笑いしていた。1曲めの「ディープ・リバー・ブルース」の後、三井ぱんと大村はん登場。こ、濃ゆい…。2曲めはこの二人が持ち歌を2人で歌い、3曲め「ラック・アンド・サン」を3人で演奏。4曲めは新曲だったので曲名不明。5曲めはライヴでも度々聞いたトミー=ジョー=ホワイトのカバーに邦題をつけて歌う「雨の吉祥寺の夜」。最後はこれまた初めて見るハーモニカを吹きながらの演奏。福島の原発事故への思いを込めて知人が書いた歌詞にイサトさんが曲をつけた「叶うのなら」というタイトルだった。

11.サニーデイサービス…ソロだったり、曽我部恵一バンドでは度々春一番のステージを踏んだ曽我部さんだけど、サニーデイサービスとしては初登場。そんな彼らが最初に演奏したのは「恋に落ちたら」。さすが、観客がまず最初に求めているものをよくご存じです。何でも東京から車で14時間かけて大阪入りしたのだそうで、曽我部さん曰く「これなら外国へ行けちゃう」という長旅にもめげず、素晴らしい演奏でした。2曲めは観客のリクエストに応えて「白い恋人」!3曲めのタイトル不明(汗)「ライヴラスト」前後のニール=ヤングばりの轟音ギターがど迫力。最後は友部さんのマネージャーの女の子のリクエストに応えて「ふたつのハート」。10年ぶりのアルバムの中の曲だったのですね。ちゃんと現在進行形の姿も見られるのがこのライヴの好きなところなので、そういう意味でもパーフェクトな選曲だと思いました。いったんバックステージに下がる彼らにアンコールの嵐。風太さんから「短い曲なら」と許可がおり「コーヒーと恋愛」を演奏。

12.NIMA&坂田明…「阿部ちゃんが一番愛した人」という紹介で阿部さんの奥様NIMAさんが登場。坂田明さんのフリーな演奏に合わせた彼女の踊りを見ながら「いつか何かに打たれたように、彼女のパフォーマンスを“そうだったのか”と了解できるときが来るのかな…」と考えながらぼんやり見ていた。気がつくと、聞き慣れたメロディーが坂田さんのサックスから流れてきた。「見上げてごらん夜の星を」だ。会場のあちこちから歌声が聞こえてきた。阿部さん、聞こえてますかぁ?

13.パパラッコスペシャル(古澤良治郎追悼band)…レゲエなギターのイントロで始まった1曲めだったが、気づくとラテンなピアノが前面に出ていた。めっちゃくちゃ巧いわ、このピアニストの人。演奏前の音出しでも、さらさらっと軽~く早弾きしてみせたので、「ただ者ではないな」とは思っていたけど。2曲めに登場。3曲めのサックスとの最高の絡みを聞くにつけ、このバンドはピアニストがキーマンだと思った。ラストに金子マリさんが呼ばれて、(恐らく)初見の歌を譜面を見ながら披露(汗)。恐らく、この日突然セッションを頼まれたのだと思う。こういうことがあるから、春一番通いは止められない。

15.はじめにきよし…久しぶり。最初に出た時はセッティングの時間込みで10分だった彼らが、今年は25分ももらえたのでもてあましてる的な発言(笑)があったけど、そんなことはありまへんでした。25分間「はじきよワールド」を堪能させてもらいました。今回の出演者は全員が1曲新曲の演奏が課されたらしく、二人は去年無くなった阿部さんに捧げるということで「AとBとE」のコードだけで作った曲を披露。その次に演奏した?「満天の星を見上げながら」で演奏された浮遊感たっぷりののこぎりの音とピアノの絡みが何と美しいこと。サキタハヂメさんにとってのこぎり(ミュジカルソー)の音は必然だったことを改めて感じさせる素晴らしい演奏だった。

16.中川五郎…1968年に歌詞を書き(そのバージョンですでにCD化されている、というか検索してもその時の歌詞しか出てこない)最近完成させた、というか加筆訂正した「主婦のブルース」で幕開け。3曲めは「ライク・ア・ローリング・ストーン」を訳詞で。もしかしたら、今こそ歌うべき時なのかもしれない、と感じる。あんなにエキサイトした五郎さんの姿に力づけられる。今の世相を諷刺した「ゼニがなけりゃ」の替え歌「デマじゃなけりゃ」は乞うCD化。

17.友部正人…阿部さんに捧げる詩の朗読からスタート。1曲めは東日本大震災が起こった時、ニューヨークにいた友部さんが地震によって起こった原発事故について書いた新曲に込められた思いが、原発のないところにいて美味しいところだけ持って行っていたぼくに迫ってくる。東京ローカルホンクと演奏した「ぼくは君を探しに来たんだ」中の3番の歌詞が阿部さんに向かって歌われているように伝わってきて、涙。最後に「生きていることを見ているよ」。アンコールに応えてメイン・ステージに彼らが登場したのは午後7時過ぎ。契約の関係からか、照明は落とされ、観客席側に作られたサブ・ステージでの演奏となった。東京ローカルホンクのバックコーラスに乗って唄った友部の声が夕闇の中、染み渡った。
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